シャーリー・マクレーンの一連のベストセラーの
翻訳者として知られる山川紘矢・亜紀子夫妻に初
めてひとり芝居を見ていただいたのは1989年11月、
銀座・ケルビームでの『釈迦』だったと思う。その後
何度か他の作品も見ていただいたがご自宅におじ
ゃました折、亜紀子夫人にオートマティズム(自動記
述)をしていただいた。ノートの切れ端にボールペン
で書かれた短いものではあるが興味深い内容である。
ひとり芝居・覚え書き 中島淳一 vol.9
ひとり芝居を中島さんにさせている力(方)はどんな力ですか。
はい、芝居は総合芸術です。特に中島さんの場合は、作・演出・出演・
解説、全部やっていますから、それぞれの担当がいます。その上に一作
一作まったく違った総監督がついています。
例えば、『釈迦』の三部作でしたら、シッダールタが総監督兼プロデュー
サーです。そして作、つまり脚本はオスカー・ワイルド。演出はスタニスラ
フスキィ、演技は中島淳一氏の前世、イギリス時代の俳優アレックス・フ
ィービーです。
イエスに関連した芝居では、総合プロデューサーは宇宙であり、作が
イエスであり、演出はシェークスピア、そして演技はギリシャ悲劇の時
代の第一の名優です。
これらの霊たちの力によって、すべては行われています。但し、その
すべての源は宇宙です。