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アトリエ劇場vol.4 「耳なし芳一」
●原作:小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)
●脚色・演出・主演:中島 淳一

※アトリエの天井に蚊帳を張り「耳なし芳一」を熱演!


「耳なし芳一」あらすじ
今から数百年も昔、赤間関に芳一という名の盲の語りべが住んでいた。源平の物語を語るのが得意で、壇ノ浦の戦い
の段を語る様子は鬼神も涙を流すと言われたほどの名人であった。阿弥陀寺の和尚に芸を認められ、寺に住み込む
ようになった芳一はある夏の夜、奇妙な体験をする。その日は法事のため和尚が小僧を連れて出かけたため、寺には
芳一ひとり残されていた。暑い夜で盲目の芳一は寝間の前の縁側で涼をとっていた。そこに不意に足音が近づくと侍
らしき人のおごそかな声がした。何でも、たいそう身分の高い殿様がお忍びで壇ノ浦の古戦場を見物に訪れてらっし
ゃるが、その合戦を物語る芳一の名人芸のほどを耳にされ、ぜひ館にて語って貰いたいとおおせられているとの由。
芳一は侍の手に引かれて出かけ、大きな邸らしき中に招かれ、壇ノ浦の合戦を声を張り上げて語った。すると聞いて
いた人々はみな一斉に長い悲痛の嘆息を発し、やがて狂おしいまでに泣き叫んだ。その日から毎夜、真夜中になる
と侍が迎えに来た。異変に気づいた和尚の言いつけで寺男たちが後をつけると芳一がただひとり、雨の中で安徳天
皇の御墓の前に座って、壇ノ浦の合戦の段を大声で語っているではないか。次の夜、どうしても法事で出かけなけれ
ばならぬ和尚は、亡者たちから守るために芳一を裸にすると筆で体のいたるところに般若心経を書きつけたのだが!


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